今回は、L字アングルレール(2300㎜)についてご紹介致します。
寒冷地でご採用して頂いているアングルレールですが、なぜ2300㎜の長さになったかを紹介させて頂きます。
(2300㎜の理由)
雪止めを千鳥配置にて530ピッチで取り付けた場合、アングルを2300㎜にすることによってさほどロスが出ず、3個の雪止めに設置することができます。また、アングルを3ヵ所で均等に支持できます。但し、スタート寸法で40㎜の跳ね出しにすることが望ましいです。計算上は45㎜の跳ね出しになりますが、重なりに余裕を持たす為に40㎜にしています。530ピッチ以外のピッチで設置した場合は、重なり部分が多くなりロスが出る場合があります。 跳ね出しを45㎜以上でスタートした場合も3個目の雪止めに届かないなどのロスが発生致します。
(530ピッチの場合)
※上記の写真は、上段の雪止めを省略しております。
(455ピッチの場合)
全体 300㎜程度のロス
530ピッチと同様に40㎜の跳ね出しにする場合、300㎜程度のロスが出て重なり部分が多くなります。
※上記の写真は、上段の雪止めを省略しております。
以上になりますが、お客様のご参考になれば幸いでございます。
営業部 伊丹