ウッドピースシリーズ(金属屋根)の遮熱性を、他素材の屋根材と比較検証した試験結果は以下の通りです。
試験について
屋根材料別温度測定試験
※試験結果の数値はあくまで参考データで、保証値ではありません。
結果(屋外)
単位:℃
屋根材種類 |
午前 |
午後 |
ウッドピースグランデ |
52.7 |
60.4 |
化粧スレート |
57.0 |
57.6 |
平板瓦 |
57.3 |
57.0 |
- スレート・瓦は熱を吸収しやすいため、一気に57℃まで温度が上昇している。
- ただし厚みがあるので、一定の温度からは熱せられず変化は見られなかった。
- ウッドピースは熱反射の効果で53℃と一番低いが、金属は熱伝導率が高いため午後になっても温度は上昇した。
結果(屋内)
単位:℃
屋根材種類 |
午前 |
午後 |
ウッドピースグランデ |
46.8 |
46 |
化粧スレート |
47.5 |
47.9 |
平板瓦 |
39.9 |
41.9 |
- 厚みのある瓦は室内への熱が伝わりにくく、他に比べ7℃ほど温度が低い。
- 熱伝導率からウッドピースが一番高いと思われたが、スレートとほぼ同様であった。
- 午後になると2℃程度だが、ウッドピースよりスレートの方が高くなっている。これは、ウッドピースには裏面空間があり熱が直接野地板に伝わらないことと、空間が通気効果をもたらし、熱上昇をある程度防いだことが要因と思われる。