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ウッドピースシリーズの遮熱性について

2020年9月28日

ウッドピースシリーズ(金属屋根)の遮熱性を、他素材の屋根材と比較検証した試験結果は以下の通りです。

試験について

屋根材料別温度測定試験
※試験結果の数値はあくまで参考データで、保証値ではありません。

結果(屋外)

単位:℃
屋根材種類 午前 午後
ウッドピースグランデ 52.7 60.4
化粧スレート 57.0 57.6
平板瓦 57.3 57.0
  1. スレート・瓦は熱を吸収しやすいため、一気に57℃まで温度が上昇している。
  2. ただし厚みがあるので、一定の温度からは熱せられず変化は見られなかった。
  3. ウッドピースは熱反射の効果で53℃と一番低いが、金属は熱伝導率が高いため午後になっても温度は上昇した。
結果(屋内)

単位:℃
屋根材種類 午前 午後
ウッドピースグランデ 46.8 46
化粧スレート 47.5 47.9
平板瓦 39.9 41.9
  1. 厚みのある瓦は室内への熱が伝わりにくく、他に比べ7℃ほど温度が低い。
  2. 熱伝導率からウッドピースが一番高いと思われたが、スレートとほぼ同様であった。
  3. 午後になると2℃程度だが、ウッドピースよりスレートの方が高くなっている。これは、ウッドピースには裏面空間があり熱が直接野地板に伝わらないことと、空間が通気効果をもたらし、熱上昇をある程度防いだことが要因と思われる。